はじめに

ピラティスとはジョセフ・ピラティスによって考え出された動きのシステムです。

マットワークであれば自重を感じながら、マシンであれば動きの補助または負荷をかけながら身体の動かし方を習得します。

普段は意識しにくい体幹部のインナーマッスルを鍛えることで、身体の軸が生まれます。
そこから上肢と下肢の要である肩甲骨と股関節の可動性と安定性を両方高めることで結果、しなやかでバランスの良い筋肉がつき、関節はより柔軟に、効率よい動きが可能になります。

また、体のゆがみは改善し、どこにも無理のない正しい姿勢へと導きます。

モデルや女優など美意識の高い方がいち早く取り入れ、今ではプロスポーツ選手、そしてドクターや理学療法士医学的にも注目を集めております。

 
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ピラティスの原則

 
 

ジョセフ・ピラティスは「これが原則です」というように自分のメソッドの教義は特に述べていませんでしたが、彼が書いた本や元のフィルム映像から集められた動画を見ると、以下の原則を大切にしていたことは明らかです。
これらに沿ってピラティスを行えるようになると、ただのエクササイズから「動く瞑想」に変わります。

教育団体によって数が異なる場合もありますが、この6つの原則がピラティスの基盤となります。
一つ一つ単体でも意味がありますが、ピラティスを続けることで原則すべての繋がりも感じられるはずです。

 
 

① 呼吸
  ピラティスのみならず、ヨガや気功など他のMind-Bodyエクササイズでも呼吸に焦点を当てることは共通してます。
ジョセフ・ピラティスは、呼吸は無意識に行えることによって軽視されていると感じてました。呼吸を意識することで集中でき、身体の観察力が上がります。日常でもたった1分間でも呼吸に意識を向ける事でイライラが減り、心にゆとりを持てます。

 

② 集中
  一つの事に注目する意味で、ピラティスの場合ではエクササイズを習熟することです。その人のレベルの中で一番正しく行うことは集中力を要します。呼吸のパターン、意識する骨・関節や筋肉、アライメントなど身体の内側に深く集中することで身体も心も「ピラティスだけ」になります。その結果、日常でも仕事の集中力や生産性が上がるようになります。

 

③ センタリング
  ピラティスでは体幹部(コア)の事をパワーハウスと呼びます。すべての動きはパワーハウスから力が発揮され、四肢は自由に動く感覚を持ちたいです。また、センタリングはボディ、マインド、スピリットの繋がりを作り、身体の中心を感じる意味でも使われます。

④ コントロール
  ピラティスを初めたばかりは、頭では分かっていても身体が言う事を聞かないと思った人も少なくないはずです。がむしゃらに動くのではなく、使いたいところを必要な分だけで効率的に行います。「身体の完全なコントロールはマインドの使い方をマスターすることから」とジョセフ・ピラティスは言いました。ピラティスを行う事で身体を心を結びつけ、センタリングに集中します。自分の身体をコントロール出来るマインドを持てば、日常でも精神状態がニュートラルな状態でいられます。

 

⑤ 正確さ
  ピラティスと他のエクササイズを区別時に、正確性がカギとなります。見た目は他のトレーニングと変わりはなく見える場合がありますが、関節の正しい角度などを確認しながら実践します。正確に動く事でピラティスの効果は最大限発揮され、身体本来の能力を取り戻すことに役立ちます。

 

⑥ 流れるような動き
  流れるような動きは常に目指す重要な要素です。動きの深い理解、正確に動員する筋肉の意識やタイミングが必要です。ピラティスがライフスタイルに入った結果とも言えるでしょう。

 
 ピラティスを教えるジョセフ・ヒューベルト・ピラティス氏

ピラティスを教えるジョセフ・ヒューベルト・ピラティス氏

 

インストラクター養成コースは、ピラティスの原則・基礎解剖学・アナトミーポジション・人体指標及び評価・身体理論と法則・ピラティスエクササイズを学習、各種運動指導者や療法家にとって有益な情報と知識です。

 
 
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